公立大学法人名桜大学

 

平成24年度国際学群3年次[春季インターンシップ報告]

 国際学群では、3年次を対象として専門教育科目としてインターンシップを実施している。社会や企業・組織の実情を知り、仕事に対する興味、関心、学習意欲を高め、ビジネスマナーや職業意識を身につける。具体的には、インターンシップ基礎で、自己分析、業界研究、企業研究、履歴書作成などを行いインターンシップ実践(実習)へ望む。
 今回の春季インターンシップ実習は、平成25年2月18日(月)から3月1日(金)までの2週間(実習先によっては別日程)で行われた。実習は医療機関7カ所8人および情報系1カ所1人、合計8カ所で9人が実習を行い、平成25年3月29日(金)には春季インターンシップ報告会が行われた。実習前に掲げたそれぞれの目標について、達成できたこと、できなかったこと等、様々な体験についての報告となり個々に充実した実習となったことが報告されたが、学生と実習先の間の評価には違いがあった。ここで、実習先より実習後の評価を頂いた中からいくつか紹介する。「実習中は自ら質問する等、  積極的に取り組んでいました」「今まで何名かの実習生を受け入れましたが向上心のある学生さんがなかなかいないように感じました」「今回エクセル技能が少し乏しく感じられました」
 積極的に取り組む学生もいるが、自ら進んで取り組む「積極性」や実習先で必要となる「事前準備」が不足していると感じられるコメントも見られた。学生には、このような指摘をしっかり受け止め、今後の学生生活に取り組んでいってほしい。
 最後になりましたが、日々のご多忙な業務の中にもかかわらず実習生を受け入れていただいた関係機関の皆様には心より感謝すると共にお礼を申し上げます。また、事前講義より携わっていただいた関係各位の皆様へ改めて御礼申し上げます。

総評:国際学群 平成24年度インターンシップ担当 

上門 要(経営情報教育研究学系 助教)



 報告会に臨んだ実習生及び指導教員一同
(前列右から2人目が体験談を寄せてくれた照屋由里子さん、後列左から4人目が照屋寛直さん)


学生の声
 

大学の講義だけでは分からない診療情報管理士の仕事を体験する

実習先:医療法人八重瀬会同仁病院  照屋 由里子(診療情報管理専攻4年次、泊高校出身)

 私は浦添市城間にある医療法人 八重瀬会 同仁病院で実習をさせていただきました。同仁病院は一視同仁(全ての人を平等に)の基、地域に根差した第一線の医療を目指し、全国レベルの医療を展開することを掲げています。また、診療情報管理士が医師回診に同行するという話を聞き、大学の講義だけでは分からない部分や、診療情報管理士の業務や役割だけではなく、コ・メディカル(Co-Medical)としての責任も肌で感じることができる病院だと考え、実習先として希望しました。
 実習をするにあたり、私は診療情報管理士の実際の役割や業務について理解すると共に、現場での疾病コーディングがどのように行われているかを学ぶことを目標にしました。
 実習中は医事課の朝礼に参加し、また、実習担当の診療情報管理士の方に患者の病歴入力や、入院患者が退院する時に医師が書く退院時サマリーと呼ばれる、「患者の入院の経緯や退院までの治療内容が書かれた書類」のチェック業務等を指導していただきました。そして現在、同仁病院はDPC(入院一日あたりの定額支払制度)準備病院でもあり、DPC調査票の入力もさせていただきました。特に印象に残っているのは、週に1度の医師回診同行です。直に患者と対面するのでとても緊張しましたが、診療情報管理士として得るべき情報はどういう点か、パソコンだけを相手に仕事をしていると忘れがちな“患者の実態”等を学ぶことができました。
 実習を終えて強く感じたことは、「自分の仕事」ができるのはもちろんですが、IT系の知識がある・経営面に強い・統計と解釈ができる等の人材が求められているということです。今後はその実習の経験を生かし、就職活動や資格取得、卒業研究等に励みます。2週間という期間でしたが、本当にあっという間で、とても充実したものとなりました。お忙しい中、実習を受け入れてくださった同仁病院の皆様には心より感謝申し上げます。



 

 

 

システム開発の一端を経験 ―1つのシステムに多くの技術が!―

実習先:株式会社あしびっとワークス 照屋 寛直(情報システムズ専攻3年次、浦添工業高校出身)

 私は株式会社あしびっとワークスにて実習をさせていただきました。株式会社あしびっとワークスでは、シミュレータの作成や、ゲーム開発等のソフトウェア開発を行っています。志望理由として私は、IT企業への就職を志望しており、通常のソフトウェアだけでなく、ゲーム開発についてのアルゴリズムを経験したいと考えていたためです。
 実習を行うにあたり、3つの目標を立てました。1つ目に、ゲーム開発に関する技術、特にアルゴリズムについて経験する。2つ目に、多様な業務を経験する。3つ目に、システム開発がどのように行われているかを知ることです。今回の実習では、シミュレータのテストプレイとそのシミュレータで使用されているUnityの経験をさせていただきました。その中で、システムの安定した作り方や、1つのシステムを完成させるために多くの技術が詰まっていることを経験することができました。また、3つの目標についても達成することができました。
 今回の実習においてシステム開発の一端を経験することができました。テストプレイという工程が、システムを完成に近づけるための重要な工程だと知ることができました。また、数学の知識が足りないことやプログラミングの技術の不足等、自分の課題を沢山見つけることができました。この貴重な体験を生かし、今後の学生生活や就職活動に力を入れていきたいです。 実習を受け入れてくださった、株式会社あしびっとワークスの皆様、サポートしていただいた先生方に心より感謝申し上げます。