公立大学法人名桜大学

 

第19回名桜大学ポルトガル語暗唱・弁論大会を開催しました

 去る平成25年2月23日(土)、第19回ポルトガル語暗唱・弁論大会が、瀬名波榮喜名桜大学学長、西原篤一在那覇ブラジル名誉領事、並びに上地修名護市国際交流協会会長のご臨席のもと、本部棟第1会議室で開催された。本大会は、名桜大学が設立された平成6年から毎年開催してきた伝統のある大会である。今年の暗唱部門には6人の参加者があり、その全員が国際学群の1年次で、ポルトガル語を名桜大学で1年間履修してきた学生たちである。また弁論部門には学外から2人の参加者があった。1人目は琉球大学大学院農学研究科亜熱帯農学専攻修士課程の2年に在学中の学生である。もう1人の参加者は、浦添市内の歯科医院勤務の歯科医師で、アフリカのモザンビーク(ポルトガル語圏)にJICAの派遣で2年間滞在した経験を有する社会人である。現在2人とも琉球大学のサークルでポルトガル語を学んでおり、このサークルは、ブラジル人の留学生がポルトガル語クラブを創設してポルトガル語の普及活動を行ってきたクラブである。彼女らは、そのサークルを代表して弁論部門に参加したのである。

 今回の大会を終えての感想を述べると、まず暗唱部門の参加者6人は約2カ月間、ポルトガル語研究会が用意した課題テキストの練習に精魂を傾けてきたと言えよう。その努力の甲斐もあって大会前には参加者全員が、ポルトガル語のテキストをほぼ暗記するレベルまでになっていた。次に弁論部門では、1人目の弁士は、沖縄県がブラジルのサンパウロにある沖縄県人会へ派遣するプログラムを企画し、それに参画した経験を述べた発表であった。もう1人の弁士は、JICAの青年海外協力隊としてモザンビークのベイラ医療従事者養成学校の歯科コースで歯科診療の指導をした時の経験を語ってくれた。今回の弁論部門の参加者は、その内容の卓越さ、ポルトガル語のレベルの高さ、それに暗唱力は過去の大会を遥かに凌ぐもので、どの弁士も全国大会に出場しても上位入賞は確実であるという印象をもった。その結果、審査委員長の瀬名波学長から今回に限って弁論部門に特別賞を設け、ブラジルの沖縄県人会への派遣プログラムに参画した経験を述べた弁士に、この特別賞を贈るようにとのご配慮をいただいた。また、フロアの聴衆も50人ほど南部から来ていただき、とても活気のある大会となったことは本大会を主催するものとして大変喜ばしいことであった。審査の結果は次の通りである。
 

 暗唱部門 :名 桜 大 学 学 長 杯 受賞者:  佐藤 桃 (国際学群1年次)

           :在那覇 ブラジル名誉領事杯 受賞者: 尾坂 菜々(国際学群 1年次)

 弁論部門 :名護市国際交流協会会長杯  受賞者: 池田 美子(浦添市内歯科医院勤務/歯科医師)
        〔特別賞〕 受賞者: 井上 泉(琉球大学大学院農学研究科2年)


総評:住江 淳司(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
 

  
主催者・共催者・受賞者の皆さん                                                                          参加者一同


受賞者の声

 佐藤 桃さん
   とても緊張しました。練習では、課題テキストの内容を理解しながら読み上げていました。いずれは弁論部門に出場したいと考えています。

 尾坂 菜々さん: 
    練習の成果が受賞につながりました。現地の人と会話ができるほどの語学力を身につけたいです。

 池田 美子さん
  今大会に出場することにより、モザンビークのポルトガル語を聞いていただくことができました。また、ブラジルのポルトガル語を聞くこともでき、よい機会となりました。

 井上泉さん
  ブラジルでの体験談を伝える機会をいただき、そして皆さんに聞いていただけて、とても嬉しかったです。 ポルトガル語を通して、名桜大学と交流を持ちたいです。