公立大学法人名桜大学

 

平成24年度 国際学群 国際文化教育研究学系 [ 現地実習報告 ・オーストラリア]](2012/8/10-8/27)


オーストラリア現地実習引率を終えて

 平成24年8月10日(金)から8月27日(月)までの期間、オーストラリア国の東海岸ニュー・サウス・ウェールズ州に位置するウーロンゴン市とシドニー市で、引率教員1人と国際学群語学教育専攻の学生6人は現地実習を行った。
本現地実習のメインはウーロンゴン大学での語学学習とホームステイである。語学学習は現地教員の指導で、主にスピーキングやリスニング等の英語学習が、平日4時間、2週間に渡ってウーロンゴン大学のキャンパス内に併設されているウーロンゴン・カレッジで行われた。語学学校では日本人の他に、中国や中東の国々の学生が多く見られた。驚いたのは中国からの小学生が夏休みを利用して語学研修を同大学でしている事であった。語学学校では名桜大学から交換留学している8人にも再会することができた。
ホームステイは各学生が異なるオーストラリア人家庭に宿泊し、現地の文化や生活習慣等を理解し、生きた英語を学ぶ機会であった。学生たちは自力でホームステイ先から大学まで電車やバスで通学を行い、試行錯誤しながら毎日時間通りに通学をすることができた。しかし、ホームステイ先での英語の会話は、ほとんどの学生が「充分に通じなかった」と自分の英語力の低さを自覚したようである。
現地実習の目的は英語能力の伸長とフィールド調査である。英語は主に語学学校や宿泊先家庭でコミュニケーション能力を磨く機会を得た。フィールド調査は、前学期で受講した「地域文化演習」で各学生がオーストラリアの文化やスポーツ、食事、言語等のテーマについて文献研究をし、現地実習では実際に自らの体験や観察、インタビュー等を通して現地で調査したことを報告書にまとめてある。
現地での他の活動としてMr.Keira小学校での交流、現地日本人の講義、アボリジニ講義、ウーロンゴン大学学部の日本語クラスのマンツーマンのチュータリング等の活動は貴重な体験となった。さらに週末にはウーロンゴン市周辺の景勝地を訪れ、美しく整備された自然環境に学生たちは感動していた。
2週間余の短い実習で、文化体験や語学学習には充分とは言えない期間であった。この実習の体験を通して今後の国際人としてステップアップの起爆剤となれば幸いである。

総評:渡慶次 正則(国際文化教育研究学系 教授)


  

ハーバーブリッジを背景に                         ウーロンゴン大学にて、交換留学中の学生と再開した

 

 

オーストラリアの文化や習慣に触れつつ、英語力を上げる 

島袋 智代(3年次、浦添商業高校出身)

 オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州にあるウーロンゴン市で実習を行いました。ウーロンゴン大学の語学学校へ通いながら空いた時間に視察をしたり、ホームステイを通して、現地の文化や習慣に触れたりしました。
1日目は、シドニーで一泊し、ハーバーブリッジやオペラハウス等を見学。2日目から、ウーロンゴン市でホストファミリーとの生活が始まりました。3日目から、午前中はウーロンゴン大学の語学学校で英語を学習しました。
語学講義がない時は、様々な活動に参加しました。例えば、市内のMt.Keira小学校を訪問し、日本の文化を紹介するため「折り紙」を子どもたちに教えました。それから、現地在住の松井美弥子さんの講演を聞いたり、週末にはレンタカーで動物園のシンビオや景色が美しいカイアマやキイラ山等を訪れました。また、ウーロンゴン大学の日本語クラスを訪問し、小説「坊っちゃん」を現地学生に指導することもありました。他にも、ウーロンゴンノースビーチで、定番のフィッシュ&チップスを食べ、アボリジニのネィティブから文化や薬草、ロックペインティングを学びました。
朝から夜まで英語づけの毎日で、その中でも、ホームステイ先は英語しか伝わらないということもあり、学校から帰ってきた後にも自主学習に取り組みました。“単語を調べて実際に使う”ことを繰り返すことで、今まで使い方が分からなかった単語も、自然に会話で聞き取れるようになり、現地に行く前よりも英語力が伸びたことを実感しました。
2週間という短い期間に、毎日スケジュールが組まれておりハードでしたが、とても充実した日々を送ることができました。

  
地元の学生に日本語を指導                 シンビオ動物園でカンガルーと触れ合いました