公立大学法人名桜大学

 

【報告】名桜大学教養教育センター 第一回FD研修会


名桜大学教養教育センター 第一回FD研修会 報告書

 

 

講演者:久留米大学 文学部教授 安永悟氏

 

講演題目:「活動性を高めるゼミづくり:協同学習のすすめ」

 

 平成24年5月30日(水)、看護学科棟講義室1において、教養教育センター主催の第一回FD研修会が開催されました。講師には、久留米大学から文学部教授安永悟氏をお招きし、「活動性を高めるゼミづくり:協同学習のすすめ」を演題にご講演いただきました。教職員約50人が出席し、協同学習の理論と技法について理解を深め、その価値を見出すことができ、大変有意義な研修会となりました。
安永氏は、研修会において、学生の学習意欲を高め主体的・能動的な学びを引き出すためには、協同学習の理論と技法が有効であり、単なる方法としてのグループ学習とは違う、「学生が自分の学びと仲間の学びを最大にするために共に学び合う」教育理論と技法に基づいた授業やゼミづくりを展開していくことが重要であると強調されました。研修会は、授業スタイルで進められ、参加者はグループ活動を通して、協同学習の基盤である話し合いの基本スキル及び「仲間づくり」の大切さ、並びにゼミづくりのポイントを学ぶことができました。安永氏は、「協同の精神」は、担当授業やゼミのみに限らず、教職員がその教育観を共有し連携していくことが重要であり、それは大学としての組織全体の協同性を高めることにもつながるということを強調されました。

 講演終了後のアンケートの結果では、38人中36人が研修会の内容に関して5段階で最高評価の「満足である」と回答しており、「教育内容の充実に向けて有意義な研修会となった」、「明日の授業からでも活かすことができる研修会であった」、「他の学科の先生と研修するのは新鮮だった」等、大変高い評価が見られました。今後、本学の学生や授業に合った協同学習の導入のあり方について教職員と活発に意見交換し、協同学習への理解を深めていくことができればと思います。

教養教育センター講師 山里絹子