公立大学法人名桜大学

 

大学院国際文化研究科FD講演会報告

 

 平成24年2月15日(水)、日本の環境文学研究の第一人者で、本部町出身の山里勝己教授(琉球大学)を招待して学術講演会を開いた。演題は「『人の移動と21世紀のグローバル社会』プロジェクトを中心に」で、平成20年度に獲得した「文部科学省特別教育研究経費(連携融合事業)」を中心に展開した。その主なる内容は「沖縄における異文化接触の生態学」で、海外文化との接触による沖縄文化の変容の研究である。「研究は知を創造する行為である。未踏の領域に入る勇気が入る」と、山里教授の研究姿勢を披露した。具体的には「ジュゴンに語らせる環境学」のような大胆な切り口であると例示した。異なる学問領域が融合する新分野を生むことが大事であると、強調した。 また、「やんばるに大学院教育は必要か」に触れ、「やんばるには文化、自然、人など中央にはないフィールドがあり、ユニークな研究題材が散らばっている」と、やんばるでも大学院教育は不必要ではないと述べられた。他大学の権威者から知的刺激を受けた。

総評:大学院 国際文化研究科長 仲地 清


山里勝己教授による講演の様子