公立大学法人名桜大学

 

教育・研究活動レポート:文部科学省平成23年度「世界展開力強化事業」に採択

 

文部科学省平成23年度「世界展開力強化事業」に採択

「アジア平和=人間の安全保障大学連合」を通じた次世代高品位政策リーダーの育成 

 文部科学省は平成23年度大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア中核拠点形成支援」に名桜大学大学院国際文化研究科、大阪大学大学院国際公共政策研究科、広島大学大学院国際協力研究科、長崎大学大学院国際健康開発研究科による共同プロジェクトを採択した。プロジェクトは5年間続く。このプロジェクトは日本とASEANの大学院が連携して『アジア平和=人間の安全保障大学連合』の下に、教育・研究、政策立案やNGOなどに携わる人材育成が目的で、5年後には「ジョイント・ディグリー」「ダブル・ディグリー」が取れるコンソーシアムの大学院を構想する。この分野に全国から52件の応募があり、3件が選ばれた。国内の4大学と連携するASEANの大学はナンヤン工科学大学(シンガポール)、パヤップ大学(タイ)、デ・ラ・サール大学(フィリピン)、国立東ティモール大学そして国連平和大学(コスタリカ)である。主な研究分野は①平和構築②経済協力③健康開発④多文化理解の4つの領域で、2週間の短期集中プログラム、半年間(1学期)を通して、海外の院生が日本で、日本の学生が海外の大学で研究する。また、院生、先生間の共同研究・教育を通して、アジアマインドの人材を育成する。
名桜大学は大学の理念として、「平和・自由・進歩」を掲げて、これまでの東南アジア分野の講義と実習、国連関係・平和学の講義、アジアの言語の講義などを開いてきた実績が評価された。さしあたって、平成24年3月17日から29日まで、タイのパヤップ大学に、日本から12人の学生を派遣して、東南アジアの平和事情について学ばせる。本大学は南の小さな大学だが国際的なプロジェクトに加えていただき、本大学の開学の目標である「国際舞台で活躍できる人材育成」に貢献できると思う。また、コンソーシアムアジア大学構想はグローバル時代にふさわしい世界マインドに基づく大学である。このプロジェクトを生かして、看護学研究科とも協力して、国際文化研究科のカリキュラムの見直し、国外大学院との連携講義の開発を検討したい。

 

 

総評:大学院 国際文化研究科長 仲地 清

 

「構想の概念図」PDF