公立大学法人名桜大学

 

教育・研究活動レポート:九州体育・スポーツ学会 第60回記念大会報告(2011/8/26-28)

■九州体育・スポーツ学会 第60回記念大会報告

 平成23年8月26日(金)から28日(日)にかけて、名桜大学において九州体育・スポーツ学会第60回記念大会が開催された。九州体育・スポーツ学会第60周年記念の節目において本学会を名桜大学で開催できたことは大変喜ばしく、そして光栄なことである。
九州体育・スポーツ学会は、日本体育学会の支部を兼ねる学会で、体育・スポーツに関する科学的研究や関心を高めること、学際的な交流を促進すること、体育・スポーツ科学を発展させること、研究で得られた知見を実践の場に応用することを、九州地区を拠点に我が国の学術の発展に寄与することを目的とした学会である。

8月26日(金)大会前日(プレセミナー)

 プレセミナーにおいては、学会企画および九州体育連合企画 1.メンタルトレーニング(担当:九州大学大学院 木村 彩氏)、2.テニス(担当:九州大学 斉藤篤司氏ほか)が行われた。本学からの部活動生の多数の参加があり、非常に充実したプレセミナーとなった。

8月27日(土)大会1日目

 午前中に一般研究発表(口頭発表)を終え、午後からは中心プログラムである記念講演、学会企画シンポジウムが開催された。記念講演に先立ち、本大会会長の名桜大学学長、瀬名波榮喜が歓迎の挨拶を行った。記念講演では、本年度より沖縄県に設置された文化・観光・スポーツ部の文化・スポーツ統括監、松川満氏により「沖縄県における文化・観光・スポーツ部の取り組みについてースポーツアイランド沖縄の形成に向けてー」の講演が行われ、本県のスポーツ施策に関する将来構想が紹介された。また、学会企画シンポジウムは、「スポーツの伝播と受容・変容」をテーマとし、4人(福岡教育大学 榊原浩晃氏、筑紫女学園大学 宮平喬氏、香川大学 山神眞一氏、山口大学 海野勇三氏)の提案者の問題提起講演後、質疑が行われた。
記念祝賀会のオープンセレモニーでは、名桜大学スポーツ健康学科4年次の荻堂華花さん(本部高校出身)による琉球舞踊「かぎやで風」が披露され華やかに幕を開けた。また、余興として名桜大学エイサーサークルの演舞がなされ、参加者全員で踊り大盛会のうちに御開きとなった。

8月28日(日)大会2日目

 最終日である大会2日目は、研究推進委員会企画セッション、スチューデントセッション、専門分科会シンポジウム・分科会、一般研究発表(口頭発表・ポスター発表)、学会ポスト・ワークショップ(勝山ゴルフレンジ)が行われ、各会場において活発な意見交換が展開された。

総括

 台風11号の接近によって開催も一時危ぶまれたが、蓋を開ければ3日間好天に恵まれ無事に学会を終えることができた。第60回目の記念大会でもあった本学会は、60回目の節目に相応しい盛大な大会であったと言える。沖縄という地理的条件に恵まれたとはいえ、大会は162人の参加者があり、さらに発表演目数も本学会史上最大の80件と申し分のないものであった。
全体的な企画内容も、沖縄県の現状やこれからのことをとらえた記念講演に始まり、スポーツの伝搬と受容・変容と題した学会企画シンポジウム、さらには専門分科会シンポジウム、一般発表など、各々バラエティーに富む内容で構成され、それぞれで活発な意見交換ができた。
最後に、九州体育・スポーツ学会第60回記念大会が無事に終了できたことに対し、学会の準備並びに運営に携わっていただいた大会実行役員の皆様、さらに九州体育・スポーツ学会役員・理事の皆様に対して深く感謝の意を表すと共に、今後の益々の発展を祈念する次第である。

九州体育・スポーツ学会第60回記念大会実行委員長
向山 貴仁(人間健康学部 スポーツ健康学科 教授)


学会企画シンポジウム           記念祝賀会