公立大学法人名桜大学

 

教育・研究活動レポート:第22回太平洋学術会議(2011/6/14)

太平洋学術会議

 第22回太平洋学術会議は平成23年6月14日(火)から17日(金)まで、マレーシアのクアラルンプールで開かれた。太平洋とその周辺国、地域の研究をしている科学者約500人が一堂に会して、それぞれの研究成果を発表すると共に、科学者の役割について話し合った。今回のテーマが「Meeting the Challenge of Global Change」で、本大学からは、国際学群観光産業教育学系の新垣裕治教授が「Rapid Increase of Population and Distribution Expansions of an Introduced Mangrove Species, Avionic Marina, In Tideland of Yohena Coast, Yagaji Island」、国際文化教育学系のシャイヤステ ファロック教授が「Extension of Sauce: Reflection in Persian Gardens」で、ポスター展示、また嘉数啓理事長が「Challenge and Opportunities for the Pacific Islands: Focusing on Okinawa」の論文を発表した。私は評議員として、国際会議の運営と将来の学術会議などに関する会議に参加した。

 本会議は4年に一度の本会議と、本会議間の中間に開かれる中間会議があり、2007年に第21回本会議が沖縄で開かれた。沖縄は復帰前の1957年にハワイに本部がある太平洋科学協会議に加盟して、琉球大学から1人、他の私立大学から1人の評議委員を送っている。
経済復興の著しいマレーシアでは、発表論文の内容は気候、海、魚に関する論文内容が主流で、経済発展、国際交流、文化遺産など社会科学、人文学系の研究発表が少なかった。
評議会で、2011年から2015年までの新役員にNancy Davis Lewis教授(ハワイ東西センター)を会長、Chang-Hung Chou教授(台湾医科大)を副会長、土屋誠教授(琉球大学)を書記・会計に選んだ。2013年の第15回中間会議はフィジーの南太平洋大学で「人間の安全保障」のテーマで開くことを決定した。

 

 最後に「太平洋地域研究における科学者の役割、国境を越えた科学者の交流と成果の交換などで人間社会に貢献する等を内容とする決議文」を採択して、終えた。

太平洋学術会議評議委員
仲地 清(国際学群 国際文化教育学系 教授)