沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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第5回世界ウチナーンチュ学生サミットを開催

掲載日:2020年1月9日お知らせ , 卒業生向け , 受験生向け , 在学生向け , 地域の方向け , 教職員向け , 教育・研究活動レポート

第5回世界ウチナーンチュ学生サミット
The 5th Worldwide Uchinanchu Student Summit

 令和元年10月13日(日)に学生会館SAKURAUM6階にて、名桜大学国際交流センター主催の「第5回世界ウチナーンチュ学生サミット」が開催されました。

 本サミットでは、沖縄県内における地域社会の国際化を促進するため、世界中から毎年沖縄へ留学している沖縄県・各市町村出身海外移住者子弟研修生を招集し、大学生及び一般市民と共に沖縄移民やウチナーンチュ・ネットワークなどに関するディスカッションを通して、参加者同士が意見交換・交流できる機会が提供されています。

 当日は、沖縄県・各市町村研修生39人、実行委員35人、教職員7人、一般学生41人、一般市民64人、総計186人が参加しました。第一部の意見交換会では、国籍や年齢など問わず参加者が10グループに分かれ、「ウチナーンチュアイデンティティを活用した沖縄と世界への貢献策」をテーマに活発なディスカッションが行われました。その後、各グループがそれぞれのオリジナル・アイディアについて発表を行い、実りのある有意義な時間を共有しました。第二部の交流会では、研修生と実行委員による三線演奏をはじめ、琉球舞踊やペルー・ダンスなどのパフォーマンスがあり、会場は大盛況でした。

 本サミットを通して、参加者は沖縄移民やウチナーンチュ・ネットワークなどについて学び、一人一人の人脈を広げる良いきっかけになったと考えます。今回で5回目を迎えたサミットとなりましたが、今年も本サミットに参加した沖縄県・各市町村の研修生や実行委員、そして多くの方々からの信頼とサポートがあったからこそ、無事成功裡に終了することができたと確信します。今後も、学生を中心に本サミットを開催し続けて、研修生、大学生、そして一般市民のさらなる国際交流の発展に貢献できるよう努めていきたいと考えています。

報告:伊佐 正(国際交流課 係員)

002.jpg沖縄と世界への貢献を目指して

参加者の声

WUSSを通して出会う世界のチョーデー
実行委員長:新里 航平さん(国際学群2年次、沖縄県立北谷高校出身)

003.jpg 今回で第5回を迎えたWUSSは、多くの団体様にご協力いただき、学び深いサミットとなりました。世界のウチナーンチュとの討論で感じ、学び得るものは移民歴史の知識だけでなく、ウチナーンチュとしてのアイデンティティや将来の沖縄を頭の中にどう描くかということです。世界のチョーデー(きょうだい)と関わる中で見えてくる沖縄の良いところ、改善点があります。このサミットで生まれた絆を絶やすことなく、ウチナーネットワークを拡大し、将来の沖縄を世界のウチナーンチュと共に考え、創り上げていきたいです。
今後、回数を重ねていくサミットがさらにより良くなるよう願うとともに、自身で動いていきたいと考えます。皆様のご協力・ご参加に深く感謝しています。

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