沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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本学学生が作成した地域観光パンフレットが発刊されました

掲載日:2017年5月1日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 平成29年3月に羽地・屋我地コミュニティ・ビジネス構築事業ツーリズム協議会と名護市総務部羽地支所、本学国際学群観光産業専攻が連携し地域観光案内パンフレット「羽地(はねじ) ちょっと寄ったらいいさ~ Vol.1」が発刊されました。
 この連携事業は内閣府の地方創生加速化交付金を活用したコミュニティ・ビジネス構築事業の一環で、地域関係者や教育機関が参画して取り組まれています。名護市羽地地域は羽地内海を有し、自然資源や歴史的文化遺産も多く残る地域ですが、その魅力を紹介する観光パンフレットは作成されていません。そこで、観光地として認知させるための方策として、本学国際学群観光産業専攻の学生の感性と企画力をもって、魅力ある観光案内パンフレットを作成することになりました。
 本学から筆者が事業コーディネーターとなり、関心ある学生を専攻から募ることで「ゼミ有志」の大谷ゼミ16人、卯田ゼミ3人、許ゼミ1人、新垣ゼミ1人、大学院大谷研究室1人の計22人の学生で取り組むことになりました。地域の魅力と観光に対する考え方を学ぶために地域バスツアーを実施し、その後にパンフレットの方針と内容を決めるためのワークショップを3回、学生編集長とデザイン担当、取材チームリーダーなどによる学生編集会議を5回開催するなど、議論を重ねて原案を作成していきました。ワークショップでは、学生目線でのアイディアや意見を出しやすいようにファシリテータによる進行を導入しました。
 本事業は、地元の大学生という観点から資源の魅力を伝えることの意義、そして実際の観光事業を学ぶという教育効果が期待されるものであり、大学の使命である地域貢献に資する官学連携事業となりました。今後も事業は継続するので、検証と課題解決をはかり、北部地域における団体や組織、産業、大学の連携による観光振興のひとつの契機となることが期待されます。
 パンフレットは名護市主要施設や観光施設で配布されています。さいごに、パンフレット作成事業に関わった方々に感謝とお礼を申しあげます。
事業コーディネーター:大谷 健太郎(国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授)
パンフレット表紙 ワークショップの様子

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