沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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第20回卒業式並びに第15回修了式が行われました

掲載日:2017年4月1日お知らせ , 学事報告 , 看護学科

名桜大学の「成長」に貢献した卒業生・修了生に感謝して(学長告辞)

 やんばるの山々が新緑に萌え盛る中、平成28年度名桜大学第20回卒業式並びに大学院第15回修了式は、平成28年3月18日(金)、北部生涯学習推進センターで挙行され、国際学群251人、人間健康学部183人、大学院国際文化研究科5人、看護学研究科3人の計442人が門出の日を迎えました。
 式典では、各学科・各研究科の代表者に学位記が授与され、また、優秀な学業成績を収めた卒業生・修了生、それから優秀卒業論文発表者に対し表彰状が贈られました。
 続いて、山里勝己学長から卒業生・修了生に「皆さんは、『平和、自由、進歩』という本学の建学の精神を踏まえて、県内・国内・国外のさまざまな場で活躍し、名桜大学が存在感ある公立大学として成長することに大きく貢献してくれたことに感謝します」と式辞が述べられました。これに対し、卒業生及び修了生を代表し、国際学群診療情報管理専攻の加藤悠介さんが4年間の学生生活を振り返り、「名桜大学で得られたすべての経験を確固たる強みとし、慢心せずに、どんなときでも学び続ける向上心を持ちこれからも努力を積み重ね、力強さをもって日々邁進していきます」と答辞を述べ、教職員、家族、友人、後輩への感謝で結びました。
 比嘉良雄理事長は「名桜大学の卒業生•修了生としての自覚をもち、堂々と歩んでいってください。皆様の大成を心から祈っています」と、稲嶺進北部広域市町村圏事務組合理事長は「名桜大学で学んだ知識や経験、切磋琢磨した友や恩師との絆を胸に、次の舞台へ果敢に挑戦し皆様方の人生が実り多きものになるよう精一杯励んでください」と祝辞を贈りました。
 閉式後、代表学生による進行で、卒業・修了生全員からご家族に感謝を込めた歌が贈られました。最後には、高々とキャップが投げ上げられ、卒業・修了の喜びを分かち合いました。
 式典終了後、学内の各会場において学科・研究科別学位記授与が行われました。
〔受賞者・団体一覧〕

最優秀卒業生

大谷 尚弘(語学教育専攻、北海道千歳高校出身)

加藤 悠介(診療情報管理専攻、北海道旭川商業高校出身)

西谷 卓巳(観光産業専攻、山梨県立桂高校出身)

村主 七海(スポーツ健康学科、三重県立宇治山田高校出身)

比嘉 真子(看護学科、沖縄県立名護高校出身)

最優秀修了生

上地 正晃(国際文化研究科)

新里 美智子(看護学研究科)

学生表彰

専門分野の学会で通用するレベルの研究を推進、他

西谷 卓巳(観光産業専攻、山梨県立桂高校出身))

4年連続全日本学生選手権大会へ出場、他

山田 安珠(スポーツ健康学科、沖縄県立那覇高校出身)

全日本学生選手権大会へ2度出場、他

知念 七星(スポーツ健康学科、沖縄県立那覇高校出身)

全日本学生選手権大会へ2度出場、他

村上 広佳(スポーツ健康学科、北海道滝川高校出身)

中頭地区中体連・優秀指導者表彰(沖縄市立小・中学校で新体操を指導)

嘉陽田 真紀(スポーツ健康学科、熊本県・信愛女学院高校出身)

独立行政法人国立青少年教育振興機構理事長表彰、他

三浦 梢(スポーツ健康学科、宮崎県立日向高校出身)

恩納村「未来塾」、名護市学習支援教室「ぴゅあ」の講師として貢献、他

藤野 なつ紀(スポーツ健康学科、茨城県立水戸第二高校出身)

名護市学習支援教室「ぴゅあ」の設立、講師として貢献、他

石井 恒之介(スポーツ健康学科、茨城県立土浦第三高校出身)

ヘルスサポート長として北部地域の健康支援に貢献、他

水澤 美和(スポーツ健康学科、新潟県・東京学館新潟高校出身)

数理学習センターチューターとして学習支援に貢献、他

津嘉山 尚子(診療情報管理専攻、沖縄県立普天間高校出身)

言語学習センターチューターとして運営・発展に貢献、他

中井 安曇(語学教育専攻、愛媛県・済美高校出身)

ライティングセンター学生リーダーおよびチューターとして運営・学習支援に貢献、他

中園 亜衣(観光産業専攻、福岡県立久留米高校出身)

学生団体表彰

名桜大学ヘルスサポート

沖縄県健康づくり表彰「がんじゅーさびら知事表彰」、地域健康支援等に貢献、他

代表 荻堂 盛生(スポーツ健康学科、沖縄県立名護高校出身)

名桜大学応援団(チアリーディング部)

北部12市町村を中心に地域の活性化や本学のイメージ向上に貢献、他

代表 松本 佳奈(国際学群国際学類、沖縄県立西原高校出身)

名桜ウェルナビ

新入生支援や学内行事の運営、学生交流の向上に大きく貢献、他

代表 藤春 亮哉(語学教育専攻、宮崎県立佐土原高校出身)

就職活動支援学生団体 S-CUBE

就活ガイドブック「Future2016」企画・制作・発行、学生の就職活動支援に貢献、他

代表 日原 萌(観光産業専攻)

ヘルスサポート

資格取得講座や北部地域の自然体験型イベントの企画・運営等、学生の数理能力向上及び自主学習促進に貢献、他

代表 村木 沙都美(観光産業専攻、秋田県立大館鳳鳴高校出身)

数理学習センター

資格取得講座や北部地域の自然体験型イベントの企画・運営等、学生の数理能力向上及び自主学習促進に貢献、他

代表 新城 公平(診療情報管理専攻、沖縄県立普天間高校出身)

優秀卒業論文発表表彰 

比嘉 彩乃(診療情報管理専攻、沖縄県立小禄高校出身)

奥平 愛奈美(スポーツ健康学科、沖縄県立浦添高校出身)

卒業生・修了生インタビュー

◇最優秀卒業生・修了生

「様々な友だちとの出会いに感謝」
加藤 悠介 さん(北海道旭川商業高校出身)
医療、情報、経営管理、語学などの幅広い専門的な知識を学び、様々な人との出会いがあった場所でした。これからは、大学生活で学んだことを生かし、地域に貢献できるような診療情報管理士になります。そして、北海道から一番遠い南の地である名桜大学に通わせてくれた両親、熱心にご指導いただいた先生方に感謝しています。
「『明確に、かつ正確に、問い、考え、答える』ことの大切さを学ぶ」
西谷 卓巳 さん(山梨県立桂高校出身)
  研究という活動を通して、「明確に、かつ正確に、問い、考え、答える」ことの大切さを学ぶことができました。名桜大学は、学生による「価値ある活動ができる場」で、学業に限らず、スポーツやボランティア、後輩の支援など多くの課外活動に対して支援が厚く若者の総合支援機関のような存在でした。両親をはじめ、指導教員の田代豊教授など、私の人としての成長に関わってくださったすべての方々に感謝しています。これからも自分自身の立場を見極め自らの行為を決定し、徹底的に取り組んでいきます。
 
「新しい発見ができた4年間」
村主 七海 さん(三重県立宇治山田高校出身)
   授業や教育実習などを通して、日々新しい発見ができる環境に恵まれました。また、いろいろな地域や国の人と出会い、ゆっくりとした時間の中で、自分自身を見直すことができた4年間でした。どんな時も私の味方でいてくれた両親、そばで支えてくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいです。これからは教員になり社会の役に立てるよう日々、自分自身を磨いていきたい。
「『学び方』を学んだ大学院生活」
新里 美智子 さん
 大学院での一番の収穫は「学び方」を学んだことです。また、物事を批判的にみることの大切さを実感しました。指導教員や院生同士でディスカッションを行うことで自分の価値観が広がり、学びを深めることができました。自分が探究したいと思うことに没頭できる贅沢な時間を提供していただいた名桜大学、ご指導を賜りました鈴木啓子教授、ならびに周囲の方々に心より感謝します。今後は、さらに研究課題を明らかにし、地域へ貢献していきたいと思います。

◇学生表彰

「自由と責任の重さを学ぶ」
山田 安珠 さん(沖縄県立那覇高校出身)
 部活に打ち込んだ4年間、自分の意志に向かって努力する難しさや自由という責任の重さを学ぶことができました。自由でのびのびと好きなことができ、責任感と積極性を養えた学生生活だったと感じています。今まで関わってきたすべての人に、すてきな出会いと素晴らしい道に導いてくれたことに感謝したいです。これまで私を成長させてくれた「水泳」に恩を返す気持ちを込め、沖縄県の水泳競技の普及と発展に貢献していきたい。
「『Fake it till you make it.』の精神で」
中園 亜衣 さん(福岡県立久留米高校出身)
 私のHome、名桜大学で、学習支援施設の仲間たちと切磋琢磨して取り組んだワークショップやプロジェクトはとても貴重な経験となりました。先生方をはじめとする関係者の皆さま、家族や友人に「温かく見守り、支えてくださりありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えたいです。これからは大学生生活で培った「Fake it till you make it.」の精神を忘れずに、様々なことにチャレンジしていきたい。
◇団体表彰
「学生がつくる大学」
名桜大学ヘルスサポート代表 荻堂 盛生 さん(沖縄県立名護高校出身)
  自らが主体性をもって動くことの大切さを学んだ大学生活でした。指導教員の高瀬幸一教授や地域の皆さま、その他活動をサポートしてくださった関係者の方々のおかげで活動し、受賞をすることができたと思います。本当に感謝しています。今後は地元である名護市で、大学で学んだ専門知識や多くの経験を活かして地域に恩返しできるように、感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきます。
◇優秀卒業論文発表表彰
学長賞
テーマ:「沖縄県の自己完結型医療についての考察‐患者調査・DPC公開データを用いて‐」
比嘉 彩乃さん(沖縄県立小禄高校出身)
 卒業研究論文の完成まで、苦労の連続でしたが、行き詰る度に、先生に相談したり、卒論に取り組むゼミ仲間の姿を見て頑張れました。指導教員の上門要准教授、友人、両親には本当に感謝しています。入学した時から目標としていた診療情報管理士認定試験に合格できたことは学生生活で一番の思い出です。今後は診療情報管理士として、常に向上心を持って、勤務先の病院を支える一員になれるよう頑張りたい。
テーマ:「沖縄県在住の40-59歳男性における身体活動状況や食習慣と健康状態との関係」
奥平 愛奈美さん(沖縄県立浦添高校出身)
 卒業研究論文を通して、クリティカルシンキングと文章構成を習得し、さらに相手にどのように伝えた方がよいのか、批判的に物事を見て自らで調べることの大切さを学びました。ご指導くださった東恩納玲代准教授とスポーツ健康学科の先生方、そして共に頑張ってきた仲間たちに支えられ賞をいただくことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。今後は小学校の教員になれるように、さらに勉学に励んでいきたい。

卒業・修了記念事業

 平成29年3月17日(金)、第20期卒業生・第15期修了生を代表して、阿波連瑛美さん(観光産業専攻4年次、沖縄県立那覇西高校出身)、荻堂盛生さん(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立名護高校出身)、菊池さくらさん(語学教育専攻、茨城県水戸第二高校出身)から卒業記念として本学に製氷機が贈られました。「スポーツ活動が盛んな本学で、熱中症の予防やスポーツ後のアイシングケアなどに活用してほしい」との願いが込められています。目録を受け取った山里学長は、「後輩をはじめ、地域の方々にも利用してもらえるような記念品を残すことにした皆さんの思いをしっかり伝えていきます」と感謝の言葉を送りました。

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