公立大学法人名桜大学

 

平成29年度 人間健康学部スポーツ健康学科インターンシップ報告を開催

 本年度のインターンシップでは、29人の学生が実習を行いました。インターンシップ先は、沖縄県、大阪府、広島県、愛知県、福岡県のスポーツクラブなどの健康増進施設や医療法人だけではなく、一般企業やスポーツ小売店など、多様な業種でした。さらに、本年度は、名護市役所や広島市役所で実習した学生もいました。スポーツ健康学科の目標である、「健康・スポーツ活動支援ができる人材の育成」のためには、非常に目標に見合った実習先となりました。これもご尽力頂いた皆様のご協力の賜物です。あらためて感謝致します。また事前学習として、専門の講師によるビジネスマナー研修も実施しました。これは大学の授業科目としてではなく、インターンシップ先の施設に就職出来るよう、就職に繋がるインターンシップとして、必要最低限のマナーや社会の常識を獲得して欲しいとの願いも込められています。
 本年度のスポーツ界でのビックニュースとして挙げたいのは、2017年9月9日に、日本学生対校選手権の陸上男子100メートル決勝で、桐生祥秀選手が日本人初となる9秒台を公式に記録したことでしょう。記録は9秒98で、日本記録を19年ぶりに更新しました。桐生選手は、本学の多目的グラウンド完成記念イベントにて、陸上教室の講師として来学して頂きました。速く走るためにはジャンプする能力が必要とレクチャーして頂き、デモンストレーションを行いながら、ハードルをジャンプして越えていくトレーニングを紹介して頂きました。トップアスリートの巧みや凄みを垣間見る貴重な機会になりました。学生の皆さんも、このインターンシップで様々な貴重な経験をしたと思います。特に、褒められたことや上手くいったことなどの、貴重な成功体験を大事にして欲しいと思います。小さな成功体験の積み重ねが、必ず成長の糧となります。3年後には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。このような体験を活かし、桐生選手のようなトップアスリートを間近で見るだけではなく、「支える」立場で東京オリンピック・パラリンピックに参加して欲しいと願っています。今後の君たちの成長に期待しています。
総評:石橋千征(人間健康学部スポーツ健康学科准教授)
 
報告会の様子
報告者一同
 
 
参加学生の声
 
夢への一歩
錦織壮太 (2年次、広島県立三次高校出身)
 
 
 私は兵庫県にある「奥猪名健康の郷」という野外活動施設でインターンシップを行いました。仕事の内容は、主に子供が対象のサマーキャンプのお手伝いでした。
 実習体験を通して感じたことは、キャンプでは火を扱ったり、水辺で遊んだりする場面で、子どもたちの安全確保のために常に神経をとがらせて子どもに目を向けなければならないので、体力的にも精神的にもきつかったということです。
 実習体験を通して学んだことは、子どもの楽しませ方です。楽しませる側である私が恥ずかしがっていたため、子どもたちも恥ずかしがってしまいました。しかし、楽しませる側である私が恥を捨てると、子どもたちも一緒になって楽しんでくれました。楽しませる側が、恥を捨てることが楽しませるコツだと学びました。
 今回のインターンシップでは本来目的としていた子どもとのかかわり方のコツを学ぶということが達成できたと思います。また子どもたちの楽しんでいる姿や笑顔を見ることができ、とても良い機会になりました。私は将来子どもとかかわる仕事に就きたいと考えています。そのための大きな一歩になりました。
 
薪を入れて火おこし 川遊びの様子
 
 
「現場で求められる資質」
柿本菜那(3 年次、大阪府立春日丘高校出身)
 
 
 私は今年3年次ということもあり、ヘッドハンティングを狙おうと考え、今回のイン ターンシップでミズノ株式会社(大阪本社)と、ミズノ株式会社の指定管理施設である東成スポーツセンターへ行き、8日間の職業体験を行いました。
 インターンシップを終えて私が感じたことは、本社と現場で働くにあたって、求められる力が異なるということでした。インターンシップを行う前までは、将来は本社で働きたいと考えていましたが、実際に足を運び、自分の目で見て体験した結果、現場での仕事にとても魅力を感じました。BtoB(企業間取引)である本社よりも、利用者一人一人に沿った対応をする現場が魅力的に見えたなど、自分なりの視点で新たな発見をすることが出来ました。
 人生経験の一つとしてインターンシップに参加することは、学生のうちにしか出来ないので後輩のみなさんに強くお勧めしたいです。私も今後の進路や就職活動に、今回学んだことを活かしていきたいと思います。
 
東成スポーツセンター外観 ミズノ株式会社(大阪本社内)