情報探索の手引き|名桜大学附属図書館

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検索エンジンを使う


検索エンジンとは

 検索エンジンとは、インターネット上で公開されているWebページの中から、必要とするページ(情報)を検索するためのシステム、またはそのシステムを提供するサービス(Webサイト)のことです。国内の代表的な検索エンジンとしては、「Yahoo!  JAPAN」や「Google 日本」、「Google Scholar 」などが挙げられます。インターネット上のWebサイトの情報を一定範囲にわたって収集・登録し、それらのサイトの全文をキーワードで検索できるようにしてあります。

 

 


 検索エンジンはWebページの収集・登録の仕方によって、2つのタイプに分かれます。


● ロボット型
 「検索ロボット」と呼ばれるプログラムを使って、インターネット上を自動的に巡回し、Webサイトを収集してくるタイプ。

● ディレクトリ型
 前もって分野や階層などを定めておき、エディタと呼ばれる人の審査により合格したサイトのみが登録されるタイプ。
 人の手が入る分、ロボット型に比べて登録サイト数は少なくなるが、内容の質は割に高い。

 

検索エンジンとレファレンス資料

 何かの事柄について知りたいとき、まず検索エンジンで調べてみる、という方も多いと思います。事柄にもよりますが、大抵はキーワードを入れると、何らかの答え(情報)がすぐに得られることから、検索エンジンは手軽で便利なツールとして人気があります。
 しかし、検索エンジンが返してくる検索結果は膨大です。皆さんが実際に使う際は、検索結果で上位に表示される数件だけをチェックして済ませているということが多いのではないでしょうか。
 本当に有用で正確な情報がどれなのか判断し、自力で選び出すのは難しいものがあります。また、全ての情報がWeb上にあるわけではありません。
 一方で、事柄を調べるために編成された各種の事典や辞典等のレファレンス資料が存在します。学術的に正確で信頼できる情報が厳選されてまとめられており、Webでは調べられない情報も多く含んでいます。
 検索エンジンとレファレンス資料には、それぞれ特徴があり、長所と短所があります。それらを理解した上で、状況に応じて使い分けることができるようになりましょう。


両者を比較してみると…

比較点 検索エンジン レファレンス資料
情報の信頼性 提供元(発信者)によって異なる 確認された事実が中心で、信頼性が高い
情報の鮮度 速報性が高いものもあるが、情報源によって異なる ある程度の時間を経て、確定したものが中心(定評のある情報)
情報の範囲 あらゆる分野 学術分野が中心
情報の蓄積 古いものは参照できない場合が多い 過去のものも蓄積されていて参照できる
情報の関連づけ(体系性) 事柄によって異なるが、断片的になりがち 分野ごとに体系的に整理されている

 

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