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人物・人名情報の調べ方

 
 

日本人を調べる

『JapanKnowledge Lib+』ネットアドバンス

 このデータベースでは、各種事典・辞典などをまとめて検索できます。

<収録されている百科事典> 
人物名で検索すると、これらの資料をまとめて検索し、該当するコンテンツが全て表示されます。
※解説は『JapanKnowledge Lib+』のコンテンツ紹介より抜粋

タイトル 『日本人名大事典』 講談社
摘要
  • 古代から現代まで7万5,000人を超える人名を収録する日本最大規模の人名辞典。日本の文化・技術の向上に貢献した外国人も取り上げている。
  • よく知られた昔話や物語、演劇・小説の主人公などの架空人物も含む。
  • 書籍版の内容に、人間国宝の新認定、芸術院賞の受賞などによる新項目の追加、死亡・転属・受賞などによる既存項目の更新などを追加。
更新頻度 なし
※掲載内容は2015年10月時点

 

タイトル 『日本人物文献目録』 1974年 平凡社
【冊子体も所蔵】
摘要
  • 古代より現代に至る人物3万名に関し、明治初年から昭和41年までに刊行された関連文献(図書・雑誌記事)12万余の文献名・著編者名・刊年などを付した伝記資料集。
  • 人物名から検索できるほか、全文検索では文献名などからも調べることが可能。
  • 「採録資料一覧」つき
更新頻度 なし

 

タイトル

『日本架空伝承人名事典』 新版 2012年 平凡社
【冊子体も所蔵】

摘要
  • 記紀神話にみられる神名、童話や物語の登場人物、戦後の有名人から、テレビ、小説、映画などのキャラクターまで取り上げている。
  • 各項目は、解説本文(実在が認められている人物については、伝記的事実も記述)と、原典の引用部分で構成。
  • 人物名から検索できるほか、全文検索を使って引用の出典名などからも調べられる。
  • 「引用の出典一覧」つき
更新頻度 なし

 

『Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)』 国立国会図書館
摘要
  • 国立国会図書館の目録で標目として採用されている、明治以来の日本人著者名の典拠ファイル。各人物の人名カナ表記、漢字表記、生没年、職業、専攻などを収載。難読姓名の読み方の確認もできる。
 

外国人を調べる

 日本語でのカタカナ表記の揺れ(例:「シェークスピア」「シェイクスピア」、「ドービニェ」「オービニェ」)や、ミドルネームの取り扱いなどに注意を要します。
 まず原綴りの正確なスペルを調べ、さらに欧文索引が付いたツールや、外国のツールを使って調べるとよいでしょう。
 ここでは国内で出版された人名事典から紹介しますが、外国で活躍した人物はその国発行の事典の方が詳しく解説している場合が多いので、それらも参照するようにしてください。

 

『岩波=ケンブリッジ世界人名辞典』 D.クリスタル, 金子雄司ほか 岩波書店 1997年 冊子体
摘要
  • 現代の欧米人を中心に約1万5,000人を収録
  • 氏名はカタカナ表記で五十音順に排列
  • 欧文索引つき

 

『岩波西洋人名辞典』 増補版 岩波書店 1981年 冊子体
摘要
  • 古代から現代の外国人(東洋人・架空人物も含む)約2万5,300人を収録。特に日本と関わりの深い人物を調べるときに便利。
  • その人物の主な著作や参考文献も収録。
  • 氏名はカタカナ表記(原音の発音に近い形で表記)で五十音順に排列
  • 欧文索引つき

 

Oxford dictionary of national biography in association with the British Academy : from the earliest times to the year 2000』 61vols
Oxford ; Tokyo : Oxford University Press, 2004 冊子体
摘要
  • イギリスの権威ある人名辞典。通称DNB


専門的な人名事典・名鑑

 人名事典には、特定の専門分野、職業、専攻などの観点から人物を選んで解説しているものがあります。
このようなタイプの事典には、一般的な人名事典では扱われていない人物が収録されていたり、より詳しい解説が掲載されていたりすることがあります。

『近代日本哲学思想家辞典』伊藤友信ほか 東京書籍 1982年 冊子体
摘要
  • 明治以降の哲学、宗教、教育、芸術、社会思想などの領域の思想家のうち、1981年7月までの物故者約1,000人を五十音順に排列。主な著作や参考文献も収載。

 

『近代日本社会運動史人物大事典』 5冊セット 日外アソシエーツ 1997年 冊子体 【当館所蔵は第3巻が欠冊】
摘要
  • 1868年~1945年までに国内の社会運動で活躍した約1万5000人を収録。
  • 姓の読み、名の読みの五十音順に配列。
  • その人物の研究に役立つ参考文献も示されている。

 

『日本近代文学大事典』机上版 日本近代文学館 講談社 1984年 冊子体
摘要
  • 文学者の他、映画、演劇、音楽、美術、出版関係者を収録。日本近代文学略年表などもついている。

 

『researchmap』(研究開発支援総合ディレクトリ) 科学技術振興機構(JST)運営 
摘要
  • 国内の研究者の経歴、業績、研究テーマ等を調べることができる。研究者名だけでなく、研究機関や研究課題からも検索が可能。

 

『KAKEN‐研究課題をさがす』国立情報学研究所 1985年~(採択課題は1965年~)
摘要

 

『職員録』 上下巻 年刊  冊子体 (当館所蔵:平成21年~平成26年)
摘要
  • 官公庁職員・議員などを調べる基本文献。上巻は国会議員・国の機関の係長および同相当職以上の在職者を、下巻は都道府県・市町村の議員・庁の内部部局の在職者を収録。


人名事典を探すためのツール

 調べたい人物がどの人名事典・辞典に掲載されているか分からない時に使えます。
 どの人名事典に載っているか分かったら、当館OPACでその事典を所蔵しているか調べてみてください。

『人物レファレンス事典』 新訂増補版 全4冊 日外アソシエーツ 平成8年~15年(1996-2003年) 冊子体
摘要
  • 古代から現代までの日本人を収録。
  • 古代・中世編、明治・大正・昭和(戦前編)、昭和(戦後)・平成編で構成

 

『外国人物レファレンス事典』 新訂増補版 全14冊 日外アソシエーツ 平成11年(1999年)~平成14年(2002年)  冊子体【当館所蔵:古代~19世紀(7冊)のみ】
摘要
  • 古代~19世紀編と20世紀編で構成され、両編とも5巻目に「漢字名」の巻があり、東洋人を探すことができる。
  • 日本語カナ表記が充実しており、事典・辞典によって異なる人名表記があっても、この事典を使うことで探し出すことができる。

 

人名調査は三次資料の活用がポイント

 人名調査にあたっては、まず三次資料 のレファレンス事典(人名事典を探すための事典)にあたるとよいでしょう。

 例えば西洋人の場合、カナ表記は複数ある場合が多いのですが、レファレンス事典を使えば複数のカナ表記から検索ができ、その人物について掲載している事典類を迷わず見つけだすことができます。原綴りがわかっていれば、原綴りの索引からひくこともできます。

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