沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

留学体験記

日本の隣の国へ

― 私の留学体験記 from 山東大学 ―

吉原 朋(国際文化専攻3年次)/留学期間:2018年4月-2019年3月/掲載日:2018年12月

 こんにちは。私は中国の山東省威海市にある山東大学に留学しています。山東大学での授業は、留学生と本科生は主に分けて行われています。留学生対象の授業では自分のレベルに合ったクラスを選ぶことができます。また必修授業は午前中までなので、午後からは本科生と一緒に授業を受講することも可能です。私は日本語学科の授業に参加し、1年に1回開催される日本語学科の発表会にも参加しました。そして日本の伝統芸能等のステージパフォーマンスを日本語学科の学生と一緒に行いました。

 留学してから今までで私が1番感じていることは、「隣の国なのに日本と全く違う」ということです。例えば、レストランでの接客の仕方、客のもてなし方、挨拶などです。挨拶は「你好(こんにちは)」とはほとんど使わず、「ご飯食べた?」や「どこ行くの?」とよく言います。また、食事の際、日本でご飯を残すことはあまりよいことではありません。しかし中国では、全部きれいに食べてしまうことの方がよくないのです。私は、中国へ留学に来るまでこのようなことを知らなかったのでカルチャーショックを受けました。

 私は今しかできないことをやろうと思い、夏休みを使って中国国内旅行をしました。電車を使って33時間かけて移動することもありました。そして約2年前、名桜大学に交換留学生として中国から来ていた友達に再会することができました。日本で約束した一緒に香港とマカオに行くという約束も果たすことができました!

 今回の留学によって、世界各国からの同じ目標を持った学生、またいろいろな国籍の先生方と出会うことができ、留学しなかったらできなかった体験をたくさんすることができています。

 この留学での出会い、経験は私の人生において忘れられない貴重なものになると思います。

2018年10月 吉原 朋(国際文化専攻3年次、熊本県・熊本国府高校出身)

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2年ぶりの再会をし、広州へ行きました。

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日本語学科の友達と桂林へ観光に行きました。

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