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やんばる地域活性化講演会「フィリピンの政治的権力構造」を開催 |
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2010/01/20 水曜日 00:00:00 JST |
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やんばる地域活性化講演会「フィリピンの政治的権力構造」を開催
平成21年度名桜大学総合研究所主催やんばる地域活性化講演会「フィリピンの政治的権力構造-南部ミンダナ,ジェネラルサントス市を中心として-」は、平成22年1月13日(水)、総合研究所で開かれた。講師は東江日出郎氏(琉球大学非常勤講師、南西地域活性化センター客員研究員)。
フィリピン共和国は東南アジアに位置し、多民族、多言語社会で、スペイン・日本・アメリカに統治された歴史を背景に、社会の階層間の政治権力構造は複雑である。東江さんは現在、名古屋大学大学院国際関係研究科博士課程に在籍し、10年前からジェネラルサントス市を訪問して、インタビュー調査と生活体験を通して、地方都市の権力構造を分析してきた。「フィリピンはスペインの植民地時代にスペイン統治者と結びついたフィリピン人支配者層が誕生し、その支配者層はアメリカ統治時代にアメリカ民主主義を導入し、民主的選挙を通して正当化され、フィリピン独特の伝統的な権力構造が完成した。しかし、現在では旧支配者層に関係しない市民、移民、NGOと結びついた新支配者層が生まれ、非伝統的な権力構造が生まれつつある」が講演の内容であった。東江さんは伊是名村出身。「教育の影響」「米国との関係」などの質問も出て、盛況だった。参加者はアメリカ民主主義を取り入れても、なお政治的不安定が続くフィリピンの深部を理解した。
国際学群 国際文化専攻 教授 仲地 清

講演する東江日出郎氏 |