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学生支援推進プログラム
「先輩・後輩コミュニティを基本とする学習支援センターの構築」
代表:清水 則之(国際学群長)
担当:木村 堅一(国際学群経営専攻 教授)
本学は4月から、「先輩・後輩コミュニティを基本とする学習支援センターの構築」を目指した学生支援推進プログラムの準備を進めてきました。そして8月、この取り組みが評価され、文部科学省の平成21年度大学教育・学生支援推進事業(テーマB)に選定されました。このユニークな学生支援の取り組みを紹介します。
本学の学生支援推進プログラムの目的は何ですか?
沖縄県北部は、産業構造的不況に加え、全国一高い失業率と、学力二極化に起因した教育問題を抱えてきました。この地域の問題に対して解決策を提案し、地域活性化に貢献できる学生の輩出に資することが本学の使命です。これまでも「教育カリキュラム(授業)」の改善を進めてきましたが、これを一層効果的・効率的に運用するため、今回の学生支援推進プログラムでは、先輩から後輩へ知識・ノウハウが自然に伝承されるコミュニティを基本とし、学生の学習・就職活動を幅広く支援する「学習支援センター」を3年間で構築・整備していくことを目的としています。このような取り組みを通して、学生時代から地域コミュニティに積極的に参画し、地域と共存できるノウハウをもった人材の輩出が可能となると考えています。
プログラムの実施期間はいつまでですか?
平成21年度9月~平成24年度3月末までの3年間を予定しています。
3年間にわたるプログラムの具体的な内容はどのようなものですか?
次のような計画で実行される予定です。
10年間の学生支援の実績をもつ「言語学習センター」に加え、数理能力の支援を目的とした「数理学習センター」を新設するとともに、先輩チューターや教職員と気軽に会話できる「学習談話サロン」を開設、さらに、学生が自由に利用できるPC・ネットワーク利用環境を整備します。対面での学習コミュニティ活動をさらに活性化させるためにeラーニング等を導入し、英語と数学の学習コンテンツを開発・試験運用をします。
国語力の学習コンテンツ等の追加・充実を図るとともに、Wikiの導入等によって協調学習を実施できる仕組みをつくります。
卒業生も含めた先輩の協力による学習コンテンツの充実、学習成果の評価システム確立、カリキュラムとの一体化等により、センターを継続的に運用するための体制を確立します。先輩・後輩の交流の場である学習コミュニティは、産業界に直結する就職活動に必要なノウハウ等が受け継がれる仕組みとしても機能させます。。
このプログラムの企画・運営はどのように行われているのですか?
本学の教職員と学外の専門家が特別チームを編成し、企画・運営を担当しています。全学的な視点から、学生が運営に参画している学習支援組織(言語学習センター、数理学習センター、ウェルナビ等)をゆるやかに連携させることで、新入生の適応支援から、基礎学力向上、キャリア支援までを一体的にサポートし、最終的には、本学の先輩・後輩コミュニティを中核とした学習支援センターの構築を目指します。
1年目に目指すゴールは?
1年目(21年度)のゴールは、「学習談話サロン」とPC・ネットワーク環境の整備、及び学習コミュニティ活動を支援するeラーニングやSNS等の施設を整備することです。さらに、新入生や下位学年の学生に対する学習(主に、言語学習と数理学習)・就職活動を幅広く支援する環境・仕組みの整備を図ることです。10月には、先行オープンしている「学習談話サロン」と「数理学習センター」に加え、PC・ネットワーク環境を備えたeラーニングスペースが202教室にオープンする予定です。また、数理学習センターのチューター研修が終了し、充実した指導が受けられる体制が整ってきました。
9月
学習環境整備:学習支援センターの設置、PC・インターネット環境の整備、
eラーニング・SNS等の設定などの実施
9月
学生のニーズなどの調査( 学習・就職支援コンテンツの開発に必要な調査)
10月~2月
チューター育成講座の実施(チューターの育成)
9月~2月
学習・就職支援コンテンツの開発(授業と並行して)
10月~2月
英語系科目、数理系科目(授業科目)、学習支援センターにおける学習相談の導入・実施・評価
1月~3月
普及シンポジウムの準備・開催
1月~3月
事業報告書の作成
学習支援センターの構築を目的に連携する学内組織
言語学習センター
言語学習センター(LLC)は、2001(平成13)年4月に「学生の外国語能力の向上と自主学習促進」の目的で設立されました。
2002(平成14)年4月には米国CRLA( College Reading Learning Association )からチューター証明書発行許可免状を取得しています。また、教材(英語、中国語、スペイン語、日本語などのテキストブック・問題集・絵本・レベル別小説・リスニング教材・インターネット教材・パーソナルコンピュータ)をそろえています。センターには、専属の学生チューターが待機しており、学生は宿題やその他の学習をチューターにサポートしてもらうことができます。チューターは「言語を学ぶ学生のサポート」と「教える技術の向上」という2つの目的を持って働いています。
数理学習センター
数理学習センター(MSLC)は、2009(平成21)年5月に「学生の数理能力の向上と自主学習促進」の目的で設立されました。
まだ準備段階ではありますが、今後は、チューターの育成ならびに教材・施設拡充を行っていきます。現在、専属の学生チューターを育成するために、言語学習センターのチューター育成モデルを参考に取り組んでいるところです。
名桜ウェルナビ
名桜ウェルナビは、2007(平成19)年3月に「新入生の大学適応とキャリア支援」を目的に先輩学生たちが組織化した学生ボランティア団体です。
当初は「新入生ウェルナビ」という愛称で発足しました。事務棟の玄関に専用のブースを構え、学部や学年を超えて、意欲的な学生たちがウェルナビに集まっています。新入生の大学適応をサポートするため、入学式の歓迎ムード醸成や、新入生ガイダンス・新入生研修・1年次ゼミでのメンター役を担当することがメインの活動となっています。また、学生と教職員の交流を目的とした各種イベントやオープンキャンパスにも積極的に協力をしています。3年目を迎え、学内外から多くの期待が寄せられています。
言語学習センター CRLAプロジェクトの取り組み(4月~8月まで)
プロジェクト名
担当チューター
内 容
スペイン語
ワークショップ
宮城ジェラルド
スペイン語の学習と中南米文化を紹介する。
ミュージック
ワークショップ
古内保奈美
古池 亮多
洋楽を通して英語のリスニングを向上させる。英語を学ぶことの楽しさを知る。
日本語
ワークショップ
仲里かな子
友光 哲也
留学生が楽しく大学生活を送れるような会話を中心に日本語の手助けをする(会話クラス)。
留学生の日本語技術を上げ、自ら進んで日本語を学ぶ姿勢を 身につけるよう助ける(読解クラス)。
中国語
ワークショップ
伊藝 千恵
中国語に親しんでもらう。中国人留学生との交流。
視覚教材の
整頓整理
比嘉 千春
リスニング教材の出し入れを円滑に行えるように、整理する。
英検対策講座
関谷 里奈
伊禮 孝哉
スザン・アディカリ
英語検定3級・準2級・2級取得のサポートをする。
最終更新日 ( 2010/07/23 金曜日 11:20:35 JST )
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