
学びたいことを、とことん学ぶ
人には誰でも学びたい気持があります。
知らないことを知りたいとか、分からないことを分かりたいと思い探究することはすばらしいことです。
名桜大学は、学生一人ひとりの個性が活かせる大学を目指しています。
周りに左右されず、個人の目指す未来のために、「学びたいことを、とことん学ぶ」。
それが名桜流“学びのマイ・スタイル”です。

名護市出身。琉球大学教授を経て、1994年本学開学と同時に 理事兼国際学部長、2006年2月第4代学長に就任。専攻は、英文学。 [学歴] Central Missouri State University 卒 同大学大学院(修士課程)英文学専攻修了 University of Kansas大学院(博士課程)英文学専攻修了 [学位] M.A.(Central Missouri State University) Ph.D.(University of Kansas) |
|

グロバリゼーションと個の確立
20世紀後半は「国際化」の時代と呼ばれ、21世紀になると「グローバル化」の時代と呼ばれるようになった。前者は一般に国と国との関係を示したものといえるが、後者は国と国との間に国境はなくなり、情報だけではなく、モノ、ヒト、カネがワン・クリックで全世界を自由に駆け巡る時代となった。それというのも科学技術のもたらしたコンピユータの出現によるものである。
教育や研究の分野においてもそうである。たとえば、米国の名門ハーバード大学の教授が発信したシラバスがインターネット上に現れると、全世界の大学教員がワン・クリックでそれにアクセスできる。また、著名な研究者の論文が現れると、瞬く間にそれを読んでしまう。それらを読んで論文の参考にするならまだしも、すべての読者がそのシラバスや論文の影響を受けるとなると、教育研究の同質化または均質化の恐れはないだろうか。
そこで、今日ほど「個の確立」を必要とされる時代が他にあっただろうか。フランスの啓蒙思想家ルソーは、「私は、皆さんより優れていないかもしれないが、少なくとも皆さんとは異なっている。」と主張し、個性の重要性を訴えた。われわれ一人ひとりが異なっているからこそ、個としての存在価値があるのであって、まったく同質となれば、何の意味があるだろうか。
われわれ学生や教員はグローバル化時代を迎え、教育と研究の同質化に埋没することがないよう今こそ「個の確立」に目覚めるべきである。
本学は、「マイ・スタイル」をゆくという個性豊かな学生を歓迎する。そしてそのような学生の個性を十分発揮できるような教育をする。たとえば、陸上競技の400メートルリレーで全国3位にランクされ、沖縄県の記録を3度も塗り替えたチームのメンバーは、各自が他人の持っていない素質をよく鍛え、それを最大限に発揮したからに他ならない。勉学においても然り。他人がなんと言おうが、あるいはインターネットに何が書かれようが、自分はどう感じるか、また、自分はどう思うか、軸足をしっかりとすえて「個の確立」に努めなければならない。名桜大学には個性豊かな学生や教員が多いということは、多様性に富んだコミュニティがあるということを意味する。
本学のキャンパスには、日本各地だけではなく、多くの国々から学生や教員が集まって多文化キャンパスを構成している。彼らは個性的であるだけではなく、異なった独自の文化をキャンパスにもたらし、キャンパス・ライフを豊かにしている。高校生諸君そして社会人の皆さん、本学に入学し、画一的な人間になるのではなく、個性豊かな人格形成に努力し、最大に自己実現を果たしてもらいたい。

